助成実績

第3回 研究成果発表会

2021年10月29日に新宿センタービル52階大ホールで第3回研究成果発表会を開催しました。今回も新型コロナウィルス感染防止に配慮し、会場への参加者を財団理事、評議員、監事、選考委員および発表者に限定し、その他の参加希望者にはライブ配信により発表会の模様をお届けしました。
発表終了後には、研究期間終了後に提出される完了報告書と当日の発表内容の両方を評価して「大成学術財団選奨」金賞、銀賞、銅賞を選出し、金賞に東北大学の田中仁教授、銀賞に東京大学の清田隆准教授、銅賞に東京理科大学大学院生(博士課程)の田中俊成さんが選ばれました。表彰式では大成建設株式会社会長の山内隆司理事長より受賞者に表彰状、表彰メダル、副賞が授与されました。

当日プログラム・表彰メダル

プログラム 第3回 研究成果発表会次第
表彰メダル 大成学術財団選奨 表彰メダル

研究発表

助成対象者10人の発表テーマは以下のとおりです(敬称略)。
なお、本データの複製・転載・変更・再配布することを禁じます。また、その著作権は各研究者に帰属します。

  発表者 所属機関・職名 発表スライド 研究梗概書
研究課題名
1 佐藤 公亮 三重大学・准教授
陸屋根に水平に設置される太陽光発電パネルの風荷重低減効果を利用した環境調和型防水システムの提案
2 小林 光 東北大学・准教授
自律型IoTセンサリングシステムによる屋内外不均一環境場のリアルタイム評価とその応用に関する研究
3 赤司 泰義 東京大学・教授
地域の脱炭素に向けた需要-創エネのマッチングモデルの開発
4 角 哲也 京都大学・教授
排砂バイパスの土砂輸送効率とダム下流環境影響を踏まえた排砂システムの発展
5 佐藤 大樹 東京工業大学・准教授
アクティブ制御を併用した超高層免震建物の風応答予測
6 金 容徹 東京工芸大学・教授
日本型竜巻の新しい工学的竜巻モデルの開発
7 仲吉 信人 東京理科大学・准教授
都心を低空飛行する航空機からの排ガス・排熱データベースの構築、および街区への汚染物質輸送過程の解明と市民の健康影響評価
8 田中 俊成 東京理科大学・大学院生(博士課程)
避難シミュレーションとバーチャルリアリティ実験の連携による地下街の修正避難行動モデルの開発
9 田中 仁 東北大学・教授
津波数値シミュレーションに使用する新しい非定常抵抗則の提案
10 清田 隆 東京大学・准教授
せん断波速度Vsを利用した新しい液状化強度の推定法とその適用性検証

当日の様子

山内理事長による開会挨拶

会場への参加者を限定

佐藤 公亮 准教授(三重大学)

小林 光 准教授(東北大学)

赤司 泰義 教授(東京大学)

角 哲也 教授(京都大学)

佐藤 大樹 准教授(東京工業大学)

金 容徹 教授(東京工芸大学)

仲吉 信人 准教授(東京理科大学)

田中 俊成さん(東京理科大学・大学院生)

田中 仁 教授(東北大学)

清田 隆 准教授(東京大学)

大成学術財団選奨審査の様子

高田選考委員長による審査結果発表

山内理事長から田中教授への表彰状の授与

3人の受賞者(左から田中さん、田中教授、清田准教授)

加藤理事による閉会挨拶